異常気象の増加がしているので、今まで以上に治水を強化する必要がありますね。
各地で堤防の決壊、越水が発生していますね。
スーパー堤防(高規格堤防)の整備には、膨大なお金と時間が掛かるけども、
国民を守るためにも省いて良い投資ではないと思う。
越水しても崩壊し決壊しないよう、裏法面を3%以内の緩やかな勾配としたものを高規格堤防という。堤防高を越えても緩やかに流下するため被害を最小限に抑える効果がある。1987年に建設省(現国土交通省)が事業として始め、利根川、江戸川、荒川、多摩川、淀川、大和川の5水系6河川区間約873kmの整備を対象とした。第一号として利根川沿いの千葉県栄町矢口が完成した。その後事業見直しが行われ、河川下流部の120㎞の整備に変更された。荒川下流部、多摩川下流部、江戸川下流部、淀川下流部、大和川下流部のみの整備となった。なお、利根川江戸川部分のかつて整備範囲だった堤防では首都圏氾濫区域堤防強化対策として通常堤防の強化が工事が続けられている。荒川中流部ではさいたま築堤が行われている。
さらに、
沿革
- 1987年(昭和62年) - 建設省(現国土交通省)が事業開始。
- 2010年(平成22年)10月28日 - 民主党政権の事業仕分け第3弾でスーパー堤防事業は廃止と評価判定された。
- 2011年(平成23年)8月11日 - 「高規格堤防の見直しに関する検討会」において東北地方太平洋沖地震をふまえ、施設の整備水準を上回る外力は発生しうるとしても人命を守ることを第一に対応することの重要性を改めて認識した。
- 2012年(平成24年)1月19日 - 国土交通省は区間873kmのうち50.6kmの5.8%が整備完了としたが、会計検査院は不完全区間があり完成区間は1.1%と指摘。また、2010年10月の事業仕分けで廃止と判定されたが、2011年東北地方太平洋沖地震をふまえ、「人命にかかわる」として約120kmは整備継続の方針。
「民主党政権の事業仕分け第3弾でスーパー堤防事業は廃止と評価判定」
日本を壊すことに対しては本当に積極的だったな。
民主党系列にはもう政権を持ってもらいたくない。
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